「Announcement」の日時項目の翻訳について

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v3.1 で導入見込みの Announcement ですが、
現状、日時を入力する項目が3つあります。

  • Begin of event
    例えばメンテナンスなど、お知らせの内容が特定期間に限定される場合の開始日時

  • End of event
    お知らせの内容が特定期間に限定される場合の終了日時
    この日時を過ぎた場合、Announcement は自動的に非公開となる

  • Schedule publication
    Announcement が公開される日時

Begin of event に入力した日時は Announcement の内容にのみ影響し、公開する期間など機能的な意味は無いはずですが、説明文をいい感じにしないと公開する期間の開始日時と勘違いしてしまわないかな、と思っています。(ペアになっている End of event が機能的な意味を持つので尚更)

とりあえず拙訳は入れてみましたが、より良い案は無いでしょうか?

https://crowdin.com/translate/mastodon/20/en-ja#3689

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https://ja.crowdin.com/translate/mastodon/all/en-ja#q=announcement
Announcement(お知らせ)機能全般に関わる文字列はこいつらですかね。
PRはこれ。→ https://github.com/tootsuite/mastodon/pull/12662

いきなり別件ですが、“event” は「イベント」という直カタカナ語よりも、「予定」等の何らかの和訳の方が良いと思います。
日本人的には「イベント」というと、どうしてもライブとかパーティーとかステージとか同人誌即売会とか、何か「みんな~! こういう催し物やるから来て/見てネ~♥」な感があり、よりニュートラルで本来的な「出来事」以上でも以下でもないようなニュアンスにはなりにくいです。
で、例えばGoogleカレンダーには各所でまさに “event” なる語が使われているのですが、それらは日本語版では全て「予定」となっています。目指すべきはこういう方向かなと。
まぁ「予定」はGoogleカレンダーがカレンダーサービスだからこそハマる訳語なので、本件についてはもっと他の語の方が良いとは思いますけどね。

ということで早速、訳案を考えてみましたが…。

英語 日本語
Begin of event 対象期間の開始日時
Optional. In case your announcement
is bound to a specific time range
オプションです[1]。お知らせが特定の期間に
限られる場合に指定します
(訳註:期間の記述にのみ影響します。
実際の掲載開始日時の制御は
「予約掲載」機能をご利用ください)
End of event 掲載終了日時
Optional. Announcement will be
automatically unpublished at this time
オプションです。指定すると、お知らせの
掲載はその時刻で自動的に終了します
All-day event 終日として記述
When checked, only the dates of
the time range will be displayed
有効化すると[2]、対象期間の箇所に
日付だけが記述されます
Schedule publication 予約掲載
Leave blank to publish the announcement
immediately
お知らせを今すぐ掲載する場合は
空欄にしてください[3]

“event” については、完全かつ自然に対応する訳語がちょっと見つからないので、語そのものへの言及を避け、文言全体を良い感じに意訳する方が良さそうです。
また “Begin of ~” と “End of ~” の機能上の非対称性については、見出しもある程度工夫しつつ、残念ながら訳註をつけるのが一番安全だなぁとなりました。
あと、個人的には “display” は「表示」としたいところでしたが、「表示」という語の持つ意味が広すぎて「お知らせを掲載すること」(=“publish”)との混同を招くので、より限定的な表現として「記述」を採用しました。
ところで、訳註(の始めカッコ)の前に<br>を挿入するようなことって可能なんですかね? 見栄え的にはその方が良さそうです。

そもそもの現状の機能やUI自体、不便というかあまり直感的でない気がするので、いずれは何らかの機能統合や改修の手が入るかもしれませんね。
訳註作戦の弱い所はそういう場合で、そうなったら速やかに註を外す必要があります。いや断言できませんが、多分随分あり得ます。
そういう意味では、UI上の訳語による対策は結構なその場しのぎなので、ドキュメントの日本語訳を充実させる方が本当は良いのかもしれない、と思いました(といっても英語版ですらその充実性は怪しいですが…)。

とりあえず、上記は全てCrowdinにご提案しておきます。


  1. “Optional.” の訳は前例に倣った。 ↩︎

  2. “When checked,” の訳は、もし前例に倣うなら「選択すると、」だが、この前例は言語が複数ある中からのまさに選択機能についての訳なので、今回のように1つしかチェックボックスが無い場合は「有効化すると、」の方が適切と判断した。 ↩︎

  3. お前も「オプションです。」じゃないんか? あ? ↩︎

event について

このUIだけを見たとき、真っ先に連想するのがスケジュールアプリですよね。
僕も真っ先にそれを思いついたので、Outlookを参考にしたのが、そのままカタカナ語の「イベント」でした。
国産のサイボウズなんかは「予定」ですね。
ただ、「予定」とすると、 Announcement の掲載予定日時、掲載終了日時のような誤解を生むかもしれないと思ったので、Announcement の掲載期間とは異なるという意味で、敢えて「予定」という語を使わなかったというのもあります。

Begin of 〜 , End of 〜 の対称性

僕は対称性を保った方が良いと思っています。
あくまで Announcement したい事柄の開始終了ですので、機能面で非対称とするより、対称性を保った方が、名は体を表していると思います。

All-day eventについて

この機能は、期間の日付だけ表示するので、スケジュールアプリにあるような「終日」は一番分かりやすいかなと思いました。機能的にも、スケジュールアプリと同等ですので。

When checked, only the dates of the time range will be displayed

「日付だけを表示する」のようにしても、 何が表示されるか文脈から明確なので、「記述」より「表示」の方が分かりやすいのではないかと思います、

Optional. In case your announcement is bound to a specific time range の訳

項目の説明にさらに注釈をつけるのは、長すぎますし、ローカライズの範疇を越えている気がします。

Crowdin に拙訳を追加してみました。

“event” について

そう、「予定」自体は変です。そのとーりです。

表現の一貫性とか

「記述」について、“display” と一対一対応語のように言ったのは私のミスです。すみません。
引き合いに出すとしたら、「“display” 的な語」とすべきでした。
特定の語彙や項目についての話ではなく、全体的な表現の統一の話として書いたのです。
ですので、私の案群では他の箇所でも一貫して「記述」という表現を使っています。

ついでに言うと、Announcement機能の関連翻訳の中に “publish” 的な語として「掲載」と「公開」が混在するのも良くないですね。
もちろんその辺の調整は後からでも良いでしょうけど、一応今のうちにここで触れさせていただきます。
ちなみに私の好みは「掲載」の方でして、そのために “unpublish” を「非公開」ではなく「掲載を終了する」と訳したりしてます。

どこまでやるかとか

cybergeneさんはあくまで「説明文の方だけに対して」「翻訳自体だけを工夫して」という条件で解決しようとしたんですね。
私はそこから更に手を広げて「機能名の方も翻訳を工夫して(=対称性すら破って)」「訳註までつけちゃって」の両方で改善を狙ったのですが、改めてcybergeneさんの姿勢を見て、せめてどっちかだけで良かったかもしれないとは思いました。
でも、どっちも無しだと厳しいと思います。

「ローカライズの範疇を超える」というのは、それこそこないだのBookmark機能のような、「(ただでさえ良い感じの訳語が無いのに)機能説明文すら同じUI上に無い」ような場合のことじゃないでしょうか。
なぜなら、機能名だけがただ不親切であるような場合に、その機能に関するサイト内の任意の位置に日本語版独自の注釈を挟むようなことは、Mastodonのローカライズ機能では一切できませんから。
一方、今回ご提案した「既存の説明文に更なる注釈をつける」ような場合は、説明文の果たす役割をローカライズ機能の範囲内で拡張する程度のことですので、ローカライズの範疇だと思います。

あぁ、長すぎるというのは…そりゃ長いですが、1行や1ボタン内に収めることを前提とする機能名の翻訳と違って、元から複数行にわたり得ることを前提とする説明文の翻訳が2文から4文に増えたところで、具体的な悪影響(表示されない等)は無いはずです。
あるいはもっと心理的な話でしょうか。これは管理者向けの機能ですし、この程度の説明を長いといって読めないような人は管理者やらんでしょう(偏見)。

余談

こういう「どこまでがローカライズの範疇か」「どういう表現(注釈とか、あと極端に言えば淫夢ネタとか)を許容するか」みたいなポリシー、どっかでまとめないとアカンかもですね。

Announcement に関しては、「公開」か「掲載」のどちらかと言うと、「掲載」の方が合っているかもしれませんね。
「公開」だとPublicな感じがありますが、機能的にはサーバー内で閉じたものですので。
あと、表記ゆれという点で「日時」と「時刻」が混在していたので、入力欄に合わせて「日時」に統一した拙訳を追加しました。

ローカライズでどこまでやるか?

個人的な考えですが、原文にある以上の事はローカライズで追加するべきではないと思います。
これはUIの間欠性を保つためと、必要以上の原文からの乖離を防ぐためです。

まぁ Announcement の各項目については Admin UI ですし、長ったらしい説明文書かんでも分かるやろという気もします(偏見)。

Begin of eventとEnd of eventについては、体裁だけ揃える感じで

Begin of event=対象期間の開始日時
End of event=掲載期間の終了日時

のようにするのはどうでしょうか。これなら統一感を出しつつ言葉としては機能の違いを表せていると思います。
あるいは原文のフワッとした感じそのまま「予定開始日時」「予定終了日時」でもいいかもしれません。

訳注もそうですが、管理者用であればある程度わかっている人向けですので説明過剰になっても良くないと思います。

もろもろ投票&提案しました。

開始の方の説明文について

https://ja.crowdin.com/translate/mastodon/all/en-ja#3689
注釈ではなく、語句を自然(当社比)に付け足した程度のものも提案してみました。
注釈せずに済むならそれに越したことはありませんね。
もっとも、語句の付け足しと注釈との境界線がどこにあるのかは難しいところですが…。

「記述」はやっぱ変かも

私が提案した「記述」という語は、“display(ed)” 的な意味で使うにはちょっと行為的すぎて、不自然な気がしてきました。すいません。
提案済みのものも一応残してはおきますが、より状態的な「記載」としたものや、結局ですが「表示」としたものも追加提案しました。
どれになるにせよ、少なくとも統一だけはすべきでしょう。

“All-day event” について

書き忘れていたので…。
「終日」だけでは、あまりにも簡素すぎてわかりづらいと考えています。

また、本機能の説明文の原文を読む限りでは、これはあくまで日時のdisplayにだけ関わるものであり、実際の掲載タイミングにまで影響するものではなさそうに見えるのですが…どうなんでしょうか。
少なくとも私が使っているカレンダー系アプリでは、予定を終日にすると、予定の日時表示が変化するだけでなく、予定に関わる実際の各種タイミングも終日相当のものに変化するような挙動になります(現在何の予定の中にいるかの表示の変化、設定可能なリマインダーの変化など)。
私は本機能のMastodon上における実際の挙動までは確認できていないので、これらの私が得られる範囲の情報の中での判断になりますが、両者は機能的に同等のものではないように思います。

Begin of event=予定開始日時
End of event=予定終了日時

シンプルでいいかもしれませんね。

入力項目の本質的には、何らかの予定の開始日時と終了日時で、終了日時は Mastodon がアプリケーション上掲載終了と解釈する、それは説明文に書いてあることなので、この部分に「掲載終了」的な意味を持たせる必要は無さそうな気がします。

All-day event

どういう動作をするかは説明文にあるので、項目名自体を説明的にする必要は無いのではないかと思っています。

例えば
「終日として表示」
「有効化すると、対象期間の箇所に日付だけが表示されます」
とした場合、項目名に「表示」という語があるのは冗長です。

その例に全然共感できない(過敏だと思う)ので、感覚が違うんでしょうね。

私は「終日」とだけ言われても「終日の…何?」となってしまい、名が体を表す最低ラインを割っているように思います。
語句の重複による冗長さについて、Schedule publication機能は説明文の原文にも “publish” というほぼ同じ語(形が変わっただけ)を持っている上に、現時点の訳案も全て「掲載」または「公開」というそれ相応の訳語が両者にあてられていますので、そちらが看過されてこちらが否定されるのは疑問です。
原文にあるから、なんて機械的な話ではないでしょうし。


他の皆様も、この件に限らず、色々とご意見や提案・投票をいただければ幸いです。